そのまんま

好奇心を大切にして

母からの相談事

 母から相談にのってほしいと電話があった。母の友人の娘さんの事なのだが、現在その娘さんは看護学校に通っているのだが中退して脱毛エステティシャン(?)になりたいと言い出したそうだ。母は友人にどうしたらいいだろうかと相談を受けたが、返す言葉が見つからないとのこと。

 

「人が何かを辞めたいと言い出した時って、何か悩みごとがあるとき。でも本人がそれを正直に言ってくれるかどうかはわからない。だから丁寧な対応をしなくてはいけない。じっくり親子で話あった方がいいんじゃないかな。」

 

 母にはそんな事を言った。

 

 私も大学を中退しようかと迷っていた時、いろんな心配事を抱えていたが誰にも相談することができなかった。そもそも他人に相談するという選択肢を持っていなかった。経済的にも苦しく視野が狭くなっていたと思う。私の両親もいろいろと大変なのがわかっていたので頼れないと感じていた。もう一度あの頃に戻ったらどうするだろうかと何度も考えたことがある(結構しつこい性格)。

 

 今の時点では私の性格上、仕方がなかったという結論に至っている。そもそも心から望んだ大学、学部ではなかったというのも中退の一因であったと思っている。もう一度大学に行けるなら法学部に行ってみたいと最近は思っている。

 

 まあ、本さえあればどこでも勉強できるのだ。ほしい本が手に入りやすい便利な世の中になったものだ。最近はKindleで読むことの方が増えた。息子もタブレットで読んだりしている。最近の次男のお気に入りは西村ひろゆき。そう、あのひろゆきだ。彼の著書のサンプルを何冊もダウンロードしてあったのでその中の一冊を買ってあげた。

 

 

 

「勉強になる」んだって…本当は、児童文学的なものをもっと読んでほしいのだ。そのためにはきっかけを作らねばならないな。